これも
、『え?今の時期に??』
なんて思った方がいらっしゃるのではないでしょうか?
『ノミ=夏』
という方程式はご存知だと思いますがちょっとした間違いが。
『ノミは夏に大量発生する。』
これが正しい方程式。
言いたい事、何となくわかりますよね?
つまり、
秋冬でもノミはいるんです。
ある会社が独自で調べたそうですが冬でもワンちゃん10頭中1頭は
ノミがいたそうです。
ですから、必要であれば1年を通してノミ対策をしましょう!
では、次に簡単にノミのライフスタイルについて説明します!
*ノミのライフスタイル*
1匹のノミは最高で約400個の卵を産みます。
卵はふ化し、幼虫、さなぎの時期 を経て成虫のノミとなってまた卵を産みます。
放っておくと、想像もしたくない数のノミ がおウチにいることになってしまいます。
ワンちゃんに寄生して血を吸うのは、成虫のノミだけ。
ノミは蚊と違って、オスメスとも吸血し、メスは吸血後、毛の中に産卵します。
その卵が、ワンちゃんから撒き散らされるので、ふ化後はカーペットの下や畳の中へ・・・・・。
・・・・・・・。
なんだか痒くなってきますね(汗)
では、実際ノミがいるとどんな事が起きるか!
被害についての説明です。
*ノミによる被害*
・痒み
これはもう説明がいらないぐらい有名ですよね。
ノミは吸血する時に、血液が固まらないようにする物質を含んだ唾液を出し、
この物質がかゆくなる原因物質。
かゆくてかきむしった所に炎症がおこり、 皮膚炎を起こす場合もあります。
・大量寄生による貧血
これはよほど放置しない限り、滅多に起きませんがノミが大量に寄生してしまうと、
一度に大量の血が奪われます。
そうすると、貧血を起 こしてしまう事があります。
それが原因で、皮膚の状態が悪くなり、毛づやが悪 くなったりすることがあります。
・ノミアレルギー性皮膚炎
ノミが吸血する際に出す唾液が原因でアレルギー性皮膚炎になる事があります。
激しい かゆみが特長で、動物病院でに通っている皮膚疾患の半分が、
このノミアレルギー性皮膚炎だそうです。
・条虫症、各種病原菌の媒介
条虫とはサナダムシのことでノミがこの条虫の中間宿主になる場合があります。
ノミに刺 されたワンちゃんは、かゆいので口でかくことがあります。
その時に、ノミを飲み込んでしまうと消化される際に、条虫が体内に寄生してしまう事があります。
ノミってあまくみてると怖いですね(-_-;)
では、最後に予防・対策についてです。
*フロントライン*
これは、動物病院で購入できる首に垂らすタイプのものです。
ただし、これは成虫にしか効きません。
ノミは平均3~4週で成虫になります。
ですから1回だけではなくひと月ほどあけ何回か垂らしてあげてください。
*ノミを発見したら即退治*
ノミ取りクシなどで捕まえて、中性洗剤を少し混ぜた水に入れて
溺死させましょう。
油断していると、ピョ~ンと飛んで逃げてしまう可能性があります。
確実に死んでいるのを確認しトイレなどに流すのが楽かと思います。
ただ、ここで注意していただきたいのが絶対に潰さない事!
もしメスノミでお腹の中に卵あった場合。
約400個近くの卵が飛び散ります・・・・・・。
*部屋の掃除*
常に部屋を綺麗にする事で予防が出来ます。
畳や絨毯などにも潜んでいる事もあるのだから・・・・・。
どうでしたか?
少しはタメになったでしょうか??
今回も長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからもしっかりと、愛犬の事を守ってあげてくださいね♪
中野店ってどこ?
そんな方は・・・・・・今、なんだか自分の体が痒くなってるな。と、体を掻きながらココをクリック!
~中野店店長のどうでもいい最近の気になる事~
ゴルフ場の池に人食いサメで知られるホオジロザメが6匹も住み着いた
ゴルフ場があるそうです。
・・・・・行ってみたい。